平成31年度新居浜高専入学式が開催
2019年4月18日
平成31(2019年)4月3日、平成31年度新居浜工業高等専門学校入学式が開催されました。燧会会長である高岡克行が、同窓会代表として祝辞を述べました。
フォトギャラリー : 2019年4月3日「入学式の様子」
来賓席全景
祝辞(テキスト版)
■ご入学祝辞
皆さん、ご入学おめでとうございます。そして今まで温かく見守ってこられたご家族・ご関係者の皆様にも心からお祝いを申し上げます。
また、新入生の皆さんは入学と同時に、本校の在学生、卒業生合わせて7千余名の新居浜高專同窓会燧会の会員になられました。同会員に変わりまして心から歓迎いたします。
私事ではありますが、入学式に臨席させていただき、ずいぶん以前に希望を抱きながら「新居浜高專」の門を」くぐったのを思い出されます。
本日、入学される皆さんのキラキラと輝く目を見て、私の大好きな「坂本竜馬」を思い出しました。新しい時代に向かって「新しい目」と「大きな目」をもって歩き続け「新しい時代」を開いた彼の力強い姿は、私から皆さんへ伝えたい強い「メッセージ」であります。
皆さんは、平成を超えた先にある「新しい令和の時代」に立っている」「エンジニアの卵」であると思います。
今必要なのは、「新居浜高專」の学生生活の中で、いろいろなことに興味・関心を持つ、疑問に思う、好奇心と夢を持つ、そして課題と発見をするという「新しい目」が重要だと思います。これがエンジニアのスタートになる訳です。
そして、いつも変化している情報社会の中で、今何が必要か?「大きな目」を高専の仲間たちと共に、「日本中へ世界へ」向けコミュニケーションを開くことが何より大切な事と思います。今世界を見なくては、技術革新はなり得ません。その可能性が自分にはあるということを信じて頑張ってください。
それが新しい未来を創造する基礎になると思います。
新居浜高專の先輩の一員として、この「二つの目」のメッセージを皆さんに送りたいと思います。
楽しい青春時代の中で、この「二つの斬新な目」を持って、仲間と共に「意義ある学生生活」を送られることを、そして実りあるものになることを願っております。
終わりに、プロ野球における通算安打世界記録保持者、最多試合出場記録保持者で、去る3月21日現役引退を表明した、イチロー選手の名言をお贈りし、祝辞といたします。
◆壁というのは、
できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時は
チャンスだと思っている。
素晴らしいエンジニアになってください。
2019年4月3日
新居浜工業高等専門学校同窓会
燧会会長 高岡 克行