平成25年度 新居浜高専入学式が開催
2013年4月8日
平成25年(2013年)4月8日、平成25年度新居浜工業高等専門学校入学式が開催されました。燧会会長である露口省二が、同窓会代表として祝辞を述べました。
フォトギャラリー : 2013年4月8日「入学式の様子」
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祝辞(動画版)
祝辞(テキスト版)
ご入学祝辞
紹介いただきました、露口です。
平成25年度、新居浜工業高等専門学校新入生の皆さん、御入学おめでとうございます。
入学式典に臨み、本学の歴史に新たな一ページを拓かれる皆さんが、学識を積まれ自らを磨き、充実した学生生活送られんことを祈念申し上げます。また、皆さんは新居浜高専へ入学と同時に、本学在校生、卒業生7千余名が在籍する同窓会【燧会】の会員にもなられます。
同窓会会員を代表して、燧会入会を心から歓迎します。
私事ですが、本日の入学式に臨席させていただき、随分以前に皆さんと同じく、葉桜の中を入学の喜びに胸を昂ぶらせながら、本日を迎えた事を懐かしく思い起こしています。
以来、半世紀の月日が流れました。
本日、新入生皆さんへ祝辞を呈するに当たり、学窓の先輩として、自身の学生生活の反省を映してメッセージを2つお届けしたいと存じます。
1つ目は、常に工学的探究心旺盛であってほしいと思います。
学内で学ぶことは、試験で皆さんを苦しめるものでは無く、皆さんの身の回りの物品やシステム創りの基礎として生きています。理論や数式を身近に感じて学んで頂きたいと思います。
常に So-What の気持ちを大切にしてください。
2つ目は、世界とのコミュニケーション力を育んでください。
エンジニアとして皆さんのライバルは、国内は無論、世界が相手です。彼らと会話し、競争し、協力し合う時代です。高い専門知識と語学力、そして勇気をもって時代の要請に応えて欲しく思います。
新居浜高専への入学は、皆さんのゴールではなく自身が選択したエンジニアへの道(Way)の出発点です。高専生としての誇りを持ちながら、素晴らしい青春時代を悔いなきよう謳歌されることを期待し祝辞を締めさせていただきます。
2013年04月08日
新居浜工業高等専門学校同窓会
燧会会長 露口 省二